2013年12月9日月曜日

期待の新監督。

現監督の手倉森さんがU-21代表監督に就任されるということで、2014シーズンから仙台には新しい監督がいらっしゃいます。

2014シーズン新監督にグラハム・アーノルド氏 就任のお知らせ (ベガルタ仙台公式サイト)

申し訳ないけど現監督には育成面・選手起用面で常々不満を持っていた手前、いよいよの新監督で期待せざるを得ない。
そして新監督が来るならぜひ外国人監督を、という気持ちがあったものの、決まってみれば予想斜め上のオーストラリア人監督という不思議。

指導歴は以下の通り。

2000 - 2006 オーストラリア代表 コーチ
2006 - 2007 オーストラリア代表 監督代行
2007 - 2008 オーストラリアU-23代表監督・オーストラリア代表監督 兼任
2007 - 2010 オーストラリア代表 コーチ
2010 - 2013 セントラル・コースト・マリナーズ(オーストラリアAリーグ)監督

これだけでこの監督がどんなサッカーが好きでどんな戦術を使うかなんてわからないものの、この中で特筆するとすればオーストラリア代表コーチ時代、フース・ヒディンクの下でコーチをやっていたことか。
師事する監督が指導者に与える影響の大きさは、かのモウリーニョがボビー・ロブソンから与えられたものの大きさを見れば推し量ることができると思うのだけど、そういう面から考えると新監督はヒディンクの影響も少なからず受けているのではないかと想像する。

この人がなぜ仙台の新しい監督に選ばれたのか、という部分を考えると今シーズンまで指揮をとっていたセントラル・コースト・マリナーズでの実績が大きいのだろう。
このチームも仙台と同じように資金力は少ないものの、就任からあっという間にリーグ優勝までもっていき、リーグ最優秀監督賞を受賞するという素晴らしい成績。これはヒディンクがチームに部分的に足りないところを底上げして結果に直結させるサッカーからの影響かな?なんと思わなくもない。

そういうわけで、豊富な資金を駆使して周りから強力な選手を掻き集めて結果を残すタイプではなくて、既存戦力を駆使して堅実な結果を出すタイプというところに魅かれたんだろうなー。
ぜひ若手を育成して、要所に面白い外国籍選手を補強して、ふざけたチケット代に見合う興行的に楽しいサッカーをしていただきたい。楽しければ結果は中位でもいいんですよ。

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